2024/04/10 22:18
LIFESTYLISTのプロダクトに使用しているオーガニックコットン生地は、 トルコ西部で生産された良質なオーガニックコットンを船便で日本に送り、 創業120年を誇る、岡山県の倉敷帆布メーカーの名門 「丸進工業」さん。 私たちが、お客様に伝えたい、作り手の温度を感じられる商品の貴重な帆布を生産されている工場さんです。 倉敷帆布は、1888年にスタートしたと言われています。綿100%の原糸数本を撚り合わせて生み出す、しなやかさと強さを併せ持つ糸は、現在ではとても貴重になった「シャトル織機」によって織り上げられ、セルヴィッジとも呼ばれる、美しく整った両端を持つ「倉敷帆布」となります。 帆布(キャンバス生地)ができるまでには、多くの工程があります。 合糸 原糸といわれる2〜8本を1本の糸に合わせる作業。この時に、合わせる糸の本数で織り上げられる帆布の厚みが決定されます。 製織(せいしょく) 織機にビームを載せヨコ糸をセットして平織りを行います。1台の織機で織り上げられるのは、1日8時間をかけて、50〜70M程度。 私よりも長生きして、ずっと働きつづけているであろう貴重なシャトル織機。 綿ぼこりかぶりながら常に動き続け、人の手によってメンテナンスや修理を繰り返されながら、今日も元気に働き続けています。 畳み 1M毎に重ねて畳み、さらに2つ折りして厚さの号数毎に積み上げられていく様子。 仕上げは検反と呼ばれ、人間の目によって最後の検査を行い、キズをチェックし補修を行います。 「効率よりも、誰にもできない良いものを作りたい。すべてにこだわりと愛着をもって作り上げたい。」と、笑顔でかたってくれた工場の方のモノづくりに対する姿勢に、MADE IN JAPANの心意気を感じられた気がしました。 LIFESTYLISTのキャンバスバッグを末長くご愛用いただけると嬉しいです。
岡山県倉敷市にある倉敷帆布の生産工場として100年近くの歴史を持つ、丸進工業さんにLIFESTYLIST特注で織り上げて頂いています。